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手作り言葉辞典について

手作り言葉辞典では、ユーザーが疑問に思って検索してきそうな言葉の を載せています。 検索して調べてきそうな言葉とは、ここでは「ことわざ」「慣用句」「四字熟語」「故事成語」の4つになります。 それぞれの意味は下記の通りです。 古くから言い伝えられてきた、教訓または風刺の意味を含んだ短い言葉。生活体験から きた社会常識を示すものが多い。 二語以上の単語が結合して、それ全体である特定の意味を表すもの。 漢字4字で構成される熟語。 故事をもとにしてできた言葉。特に、中国の故事からできた語。

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燎原の火

【漢字】燎原の火 【読み】りょうげんのひ 【意味】野原に火がつくと激しく燃え移るたとえからものすごい勢いで広がっていく様子。 【例文】SNS投稿が燎原の火のごとく拡散される。 「燎原の火」とは「りょうげんのひ」と読みます。 この燎原の火 の燎原とは野原が燃えることを意味します。 野原というのは、山火事などでみられるようにあっという間に火がつくと燃え広がってしまいますよね。 そしてその火を消すことはなかなかできません。 それなので「燎原の火 」ということわざはあっという間に広がってしまって、もう、どうしようもできないような状況をさします。 山火事の広がりもなかなか防ぎようがありませんが、インターネットを使ったSNSも似たようなところがありますよね。 一旦広がってしまえば、誰にも防ぎようがないという状態になってしまいますね。 ですから、インターネットのSNSは偽情報や、悪い情報を流さないようにそして、いい加減な情報を信じないようによいことだけに使っていきたいものですね。 日大のアメリカンフットボール部の監督による不祥事は正に燎原の火 のごとく、日本中、そして、世界にも広まりましたね。 こちらは、悪しき習慣をSNSの力で防ぐことに繋がりなかなかよかったと思います。 悪の力を蔓延させないようにネットを利用するのはよいと思いました。 山火事を連想すると燎原の火 は怖いことですが、悪が世の中に広がって隠しようがないというような状況は歓迎すべきものだなあと思いました。 アメリカでは大人気のアメリカンフットボールですが、日本では野球ほどには認知も人気も無いスポーツです。 そのアメリカンフットボールが、ここ数か月の間にテレビをはじめとして、多くのマスコミに登場するようになっています。 それは輝かしい試合中継というのではなく、ほんの数秒の選手の動きを映したものでした。 その選手は日本大学の選手で、マスコミで取り上げられるようになった動きは、対戦相手の関西学院大学の選手に対して危険なタックルをしているというもの。 そのタックルのせいで、関西学院大学の選手は大怪我をしました。 まだ試合が始まったばかりという場面での不自然なタックルは、実は日大の監督による指示だったことがだんだん判明するにつれ、アメリカンフットボール自体を知らなかったり、興味が無かったという人も注目するようになりました。 やがて、監督は日大の人事も握る人物で、誰もそのワンマンな言動に抗うことができないという日大の体制も、連日マスコミで解説されるようになります。 教育の最高学府としての大学で、教職員組合までもが反旗を翻すようになった今、社会では偏狭な日大の体質を改めよという声が「燎原の火」のように広がり続けています。

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輪廻転生

【漢字】輪廻転生 【読み】りんねてんしょう 【意味】車輪がグルグル回転し続けるように、肉体が滅びても別の肉体に宿って再生するという考え方をいう。 【例文1】もし輪廻転生ができるとすれば、家族に宿って見守りたい。 【例文2】孫が祖父の生まれ変わりで輪廻転生だ。 【例文3】輪廻転生でご先祖様が見守る。 亡くなったおじいさんの時代、戦争があっておじいさんも親や兄弟と離れ離れになって厳しかったんだと思います。しかしそれでも幸せを手に入れる為に諦めなかったおじいさんはいい人だと思います。書道も10段でした。おじいさんの影響で小学校の時、剣道と書道をしていました。書道も才能があると書道教室で言われていましたが、剣道の方に無理やり押し入れられてしまったんです。たぶんそのときおじいさんは、くやしかったんだろうと思います。 なぜかというと戦争という経験を思いおこさせるのが剣道で、おじいさんは海軍自衛隊のときに剣道をしていた経験がありました。 ただおじいさんは剣道じゃなくて書道を選んだんです。その歴史から僕とおじいさんには接点があって、性格も同じような性格でした。頑固でケチなのも僕も同じだと思います。 それが僕の場合たまたま剣道を選んでしまいました。おじいさんは、たぶん少し反対だったと思います。警察官になるのが反対だったんだと思います。僕の都合、上争うことは嫌いなので戦争や暴力は反対だったと思うんです。 それだからたぶん最後に僕に言いたかったことは戦争は絶対してはいけないということと剣道より仕事を見つけなさい。ということだったと思います。

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綸言汗のごとし

【漢字】綸言汗のごとし 【読み】りんげんあせのごとし 【意味】出た汗は体内に戻せない。つまり一度口にした言葉は取り消すことはできない。 【例文1】綸言汗のごとしで約束は守る。 【例文2】綸言汗のごとしで契約を交わす。 【例文3】綸言汗のごとしだと結婚の約束を誓う。 「綸言汗のごとし」・・・ちょっと聞きなれない言葉かもしれませんが、お聞きになったことのある人もいるかと思います。 この言葉は、もともとは中国で生まれたものです。 中国において絶対権力の座にあった皇帝は、その存在や人格を神格化され、いわば「無謬の存在」として人々に崇められてきました。 そんな髪にも等しい皇帝の発する言葉は、たとえそれが間違いであっても、全て「正しいこと」として下位の者は受け止めなければならなかったのです。 無謬の存在が発した完璧な言葉ですから、誰かが間違いに気付いたとしてもそれを指摘したり、糺そうとすることは許されませんでした。 つまり、いったん皇帝が発した言葉というものは、それが人体から噴き出す汗のように、体に戻すことができない(訂正も取り消しもできない)という意味なのです。 また、いったん口に出した言葉は取り消すことができないので、間違ったこと、不正なことを皇帝は言ってはならない、という意味も含んでいるようです。 かつての皇帝の権力の大きさが偲ばれますが、人の上に立つ者の責任を戒める意味をも含んでおり、現代においても、会社などの組織で上位の立場にある人に参考にしてほしい言葉ではあります。

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臨機応変

【漢字】臨機応変 【読み】りんきおうへん 【意味】その場その場に応じた適切な対応をする。 【例文1】彼女は賢く何でも臨機応変に対応してくれる。 【例文2】臨機応変にクレーム処理をする。 【例文3】看護士が臨機応変に処置する。 私は飲食店で働いており、お客様と直接関わることがとても多いです。上司からマニュアルはあるけれども何事も臨機応変に対応してほしいと教えられました。例えば、ドリンクを飲んでいた時お客様がうっかりこぼしてしまったらさっとおしぼりとナプキンを持っていくのが臨機応変です。お客様がこのパスタを食べたいけどもこの料理の中にアレルギーのものが入っているから食べられないとおっしゃった時などにアレルギーのものは抜いて何か別の食材で代用して提供する、これも臨機応変になります。飲食店に限らず、生きていたら予期せぬことに直面することがたくさんあります。その時いかに早く別の行動をするかが重要になってきます。ただ、別の行動をすれば良いというわけでもありません。それが適切で合理的であるかが大切なのです。 臨機応変は頭の回転の速さで決まってくると思います。苦手な人でも頭の中でシュミレーションすることで鍛えられてくると思います。こういうことが起こったらこういう対応ができるなと思いつくもの何パターンも頭の中で考えてみるのです。これを電車の中や暇なときやってみるのです。そうすることでいざ目の前で起こったときもとっさに体が反応してくれると思います。

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