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手作り言葉辞典について

手作り言葉辞典では、ユーザーが疑問に思って検索してきそうな言葉の を載せています。 検索して調べてきそうな言葉とは、ここでは「ことわざ」「慣用句」「四字熟語」「故事成語」の4つになります。 それぞれの意味は下記の通りです。 古くから言い伝えられてきた、教訓または風刺の意味を含んだ短い言葉。生活体験から きた社会常識を示すものが多い。 二語以上の単語が結合して、それ全体である特定の意味を表すもの。 漢字4字で構成される熟語。 故事をもとにしてできた言葉。特に、中国の故事からできた語。

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新しい酒は新しい革袋に盛れ

【漢字】新しい酒は新しい革袋に盛れ 【読み】あたらしいさけはあたらしいかわぶくろにもれ 【意味】新約聖書より新しい思想を表現するにはそれに応じた形式が必要。いつまでも古い形式にこだわってはいけないという教え。 【例文1】新しい酒は新しい革袋に盛れと言うし、これからは膨大な量をパソコンで管理する。 【例文2】写真の保存は増える一方。アプリで新しい酒は新しい革袋に盛れ。 【例文3】手書きは遅い。新しい酒は新しい革袋に盛れの時代だ。 大手製造会社の隠ぺいやデータ改ざん問題など、ものづくりの現場で相次ぐ不正が発覚し、品質に対する国内外の信頼が揺らぐ事態に発展しています。 不正発覚後も改ざんを行う工場があるなど、企業のトップと現場の間では対応に温度差があり、他の企業での同様の不正が見つかっていることから氷山の一角なのではないかという不安の声も広がっています。 同様の不正が1社だけではなく日本を代表する複数の企業の間で行なわれていたことが明るみになったことで、高度経済成長などを経て日本を支えてきた日本の技術力や品質というものが、少子高齢化社会に突入したことによる働き手が不足などもあり、さまざまな場面で食い違いやほころびが見え始めているのではと感じています。 「新しい酒は新しい革袋に盛れ」とは、新しいことを行う際には新しい形式でもってやるべきであるという意味のことわざですが、長時間労働が問題となり「働き方改革」という言葉が聞かれるようになりましたが、それでも生産性だけは維持しようとする矛盾のような構造の中で発覚した今回の不正問題を見ていて、時代が移り変わっても古いままの革袋を社会全体で新しい革袋に取り替えるタイミングに来ているのではないかと思います。 昔老人ホームと言ったら町の措置で入所していました。老人ホームと言うか養老院と言われていた時期がありました。高齢者は老人ホームに入れられると言う思いがありました。老人ホームも山奥のひっそりとした所にほそぼそとあったようです。日本は超高齢社会になり、2000年に介護保険制度が出来ました。その頃から老人ホームが変わりました。新しい酒は新しい革袋に盛れです。今までのやり方では高齢者の受け入れ先がありません。多くの企業が老人ホーム経営に乗りだしました。そして老人ホームは措置の時代から介護保険制度の施行で契約の時代になりました。今までの老人ホーム経営ではもはややっていけません。新しい酒は新しい革袋に盛れであり、主役は高齢者になりました。老人ホームは知恵を絞って多くの気持ちになります企業が参入しました。そして今では過去の老人ホームのイメージは払拭されて、新しい酒は新しい革袋に盛れで各企業は競って高級老人ホーム経営をしています。今では高齢者の産業は大きく成長しました。各企業は高齢者獲得に色々工夫して高級ホテル以上の法人もあります。入居金が1億と言ったところも出てきています。この業界は新しい酒は新しい革袋に盛れです。

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恩を売る

【漢字】恩を売る 【読み】おんをうる 【意味】見返りや利益を期待して人を助ける。 【例文1】落し物を届けて恩を売る。 【例文2】あざとく恩を売る。 【例文3】見返りを期待して恩を売る。 人助けをするときは、恩を売る人と無償で行う人とに分かれます。ボランティア活動などは見返りを求めないで人助けをしていくので、恩を売るのとはちょっと違います。恩を売るのはこれをしてあげたから何々をよこせという状態です。ビジネスならしてあげたことに対して対価を要求するので恩を売るのは当たり前です。 しかし相手が恩を売られるのを知らないで、何かをしてあげたあと恩を売ってしまうとトラブルの原因となってしまいます。親しい友達同士で恩を売ると仲間割れしたり最悪喧嘩になることもあります。恩を売るときは相手方に事前に見返りを求めることを伝えておくことが大切です。忘れた頃に恩を売る人もいます。何年も前にしてもらったことなど普通は忘れてしまいます。でも恩を売るような人はいつまでも覚えているものです。人間というのはしてもらったことは簡単に忘れ、してあげたことは恩を売るまで覚えているものです。何年も前にしてあげたことで恩を売られると頭にきてしまいますが、してもらったときにお礼だけでいいのか、恩を売られないように何かお返しをした方がいいのか、相手によってよく考えておいた方がいいかもしれません。恩を売らなくても、回りまわっていい結果は付いてくるので無償の思いやりで接してあげることが大切だと思います。

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恩を仇で返す

【漢字】恩を仇で返す 【読み】おんをあだでかえす 【意味】恩恵を受けたのに感謝もせず危害を加える。 【例文1】長年面倒見てやった部下がヘッドハンティングであっさり退職して恩を仇で返す。 【例文2】料理レシピを盗み恩を仇で返す。 【例文3】会社の金を横領をして恩を仇で返す。 「恩を仇で返す」とは、ご存知の通り「恩を受けた人に対して、感謝するどころか害を与えるような仕打ちをする」という意味です。 誰しもが一度は、恩を仇で返された経験があるのではないでしょうか。 そこで今回は、恩を仇で返す人の心理について紹介していきます。 一般的な良識のある人ならば、誰かに恩を受けたら感謝をし相応のお礼をするものですよね。 しかし、中には無礼な人もいるもので、びっくりするほど恩を仇で返してくる人もいます。 恩を仇で返す人は、「自己愛」が強い人が多いです。 そのような人は、自分のことしか考えておらず相手の気持ちを考えられないため、 何かをしてもらったり助けてもらっても感謝するという行為ができないのです。 また、それとは逆に「心が愛情で満たされていない」人もまた多いです。 どういうことかと言いますと、人は心が愛情で満たされていれば同じように他人に愛情を 与えようとするものです。 しかし、愛情で満たされていない人は心に余裕がないので、他人に愛情を与える余裕がありません。 その結果、誰かに何かをしてもらっても何もしない、むしろ害を与えるなどといった 恩を仇で返すようなことをするのです。 ここまで、恩を仇で返す人の心理について紹介してきましたが、 そのような人とはどのように付き合っていけば良いのでしょうか。 それはずばり、見返りを求めない「無償の愛」を与え続けることです。 そうすることで、相手の心が徐々に愛情で満たされ、次第にこちらにも愛情を与えてくれるようになるでしょう。

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恩に着る

【漢字】恩に着る 【読み】おんにきる 【意味】人から受けた恩に感謝する。 【例文1】不良グループに絡まれた所を助けてもらい恩に着る。 【例文2】アリバイを証明した目撃者に恩に着る。 【例文3】助かった。恩に着るよ。 恩に着るとは人から受けた恩恵をありがたく思うことです。 私も恩に着る体験をしました。九州は年に1回あるかないかってくらいしか雪が積もりません。雪が積もるとそれは大変です。交通機関がマヒして学校も休校になったり冬使用のタイヤでないため誰もがゆっくり車を運転します。坂道には時には車が乗り捨てられています。スリップの恐れがあると判断して置いて帰ったのでしょうね。まあ翌日昼にでもなれば溶けますからね。 そんな私も雪が降った日、初めて運転しました。前日に駐車場前と車に降り積もった雪をかき落としたのが失敗でした。朝凍結してるではありませんか!ふりはらおうにも道具もなく素手でかち割ってみましたが、カチコチでどうにもなりません。動かそうにも積雪にはまって時間もなくなってきてあたふたしていました。 すると通りかかった方が車に中から工具を持ってきて雪をどかしてくれました。 初めてごとだったのでおじさんに恩を着る思いでお礼をいうと 翌朝や夜中に温度が下がると凍結するのでこんなに盛ってはだめだという教えをいただきました。

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