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手作り言葉辞典について

手作り言葉辞典では、ユーザーが疑問に思って検索してきそうな言葉の を載せています。 検索して調べてきそうな言葉とは、ここでは「ことわざ」「慣用句」「四字熟語」「故事成語」の4つになります。 それぞれの意味は下記の通りです。 古くから言い伝えられてきた、教訓または風刺の意味を含んだ短い言葉。生活体験から きた社会常識を示すものが多い。 二語以上の単語が結合して、それ全体である特定の意味を表すもの。 漢字4字で構成される熟語。 故事をもとにしてできた言葉。特に、中国の故事からできた語。

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雪や氷も元は水

【漢字】雪や氷も元は水 【読み】ゆきやこおおりももとはみず 【意味】原料は同じでも条件が違えば異なったものになる。環境や教育によって異なるという意味。 【例文】雪や氷も元は水で子は父母の教育次第だ。 雪や氷も元は水という言葉があります。これは環境次第で違ってくると言う意味になります。雪も氷も同じ水であるわけですが、状況、環境によってその姿形を変える、ということから環境こそがその人となりを作る、という意味であるわけです。様々なことにそれはいえることになります。氏より育ち、といった言葉と類似しているものであるといえるでしょう。そんなに難しい言葉ではなく、意味としてもそれなりにわかりやすいものであるといえるでしょう。良いのか悪いのか、ということなのですが雪も氷も良し悪しがあるわけではありませんから、この場合は良い悪いをいっているのではなく、あくまで環境などによって同じ物でも違ってくることがある、という意味的には良し悪しという観点はない、といっても過言ではないといえるでしょう。氷も雪も冷たい存在であるからこそ、そうした言い方をされている、という側面がないわけではないのでしょうが、同じ物で状態としてかなりの違いがある、というように昔の人は見ていたわけです。但し、実際には雪はある意味では一種の氷であるといえます。ほぼ凍った状態であるといえますから、実際には物そのものに違いは本当にないといえます。 綺麗な雪も氷も、両方とも元は、同じで水からできています。 元が同じであっても、その後の環境などの影響で、それぞれ違った形や物になるということを意味しています。 分かりやすく例えて話をすると、自分が産んだ子供が2人、または3人でもそれ以上でもいいのですが、複数人の子供がいるとします。 元と言うのは、自分つまり母親で、同じ母親から生まれたけれども、成長するにあたってそれぞれ、性格や個性が違ってきます。 全く同じ環境で同じ接し方で育てると言う事は、ほとんどの場合、まずないでしょう。 最初の子供でしたら、育児も初めてで、何も分からず、気持ちにも余裕が持てず必死に子育てをします。 ちょっとしたこと、例えば、少し風邪を引いた、少し怪我をしたなどの場合でも、神経質になりがちで、すぐに慌てて病院へ連れて行ったりすることがよくあります。 2番目の子供の場合は、最初の子供の時の経験もあるので、多少、子育てに対して気持ちにも余裕が出できます。 上の子供の時は、こうやったけど、下の子が同じような場面になった時は、別の方法をしたとか、違いが出てきます。 どちらにせよ、愛情を持って一生懸命に子育てをしてきたのには間違いないのですが、育っていく環境や状況で、同じ母親から生まれた子供であっても、それぞれ違ってくるということです。

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雪虫

【漢字】雪虫 【読み】ゆきむし 【意味】体身が白い綿に包まれたような虫でトドネオオワタムシと言う。綺麗な名をしているが、あぶら虫の仲間である。北海道に初雪が降る数週間前に大量発生する様子が吹雪のようで雪虫と呼ぶ。 【例文1】雪虫が大量発生して初雪の知らせを感じる。 【例文2】雪虫が舞っているのでそろそろ防寒対策をする。 【例文3】雪虫が舞う時期になったので初雪が降ると予報する。 私が雪虫という生き物を初めて目にしたのは、成人してかなり経ってからでした。初めて見たときの感想は正直『がっかり』、これに尽きます。それまで私は雪虫を空想上の生き物だと勝手に思い込んでいました。小さな頃から名前だけは知っていたのですが、その可愛らしい字面から自分の中で架空の雪虫を作り上げていたのです。幼い私が思い描いていたのは綿毛のように真ん丸く、子どもの拳くらいのサイズの雪虫です。その不思議な生き物は冬になると雪に紛れてふわふわと空を舞い、ときおり人に懐くこともあり、飼うことも出来るけれど春の訪れとともにひっそりいなくなってしまう、そういう設定でした。調べればすぐに本当のことがわかるはずでしたが、疑問に思う機会すらなかったせいでファンタジーな雪虫を20年近く信じ込んだままでした。あるとき友人と何かのはずみで雪虫の話をし、ようやくそれがフィクションなどではなく、実在する昆虫だと知ったのです。雪虫が現実の生き物だと知ったときはびっくりするとともにとてもワクワクしました。現実の存在だと知っても、私はうさぎの尻尾のような丸くてふわふわした生き物しか思い描いていなかったのです。しかしその後調べて出てきた雪虫は羽虫に綿がくっついたような姿でした。よく見ると可愛らしい気もするのですが、長い間架空の雪虫を可愛がってきた私には物足りないものでした。

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雪だるま式

【漢字】雪だるま式 【読み】ゆきだるましき 【意味】どんどん積み重なって大きくなっていく状況。 【例文1】雪だるま式に借金が膨れ上がる。 【例文2】雪だるま式に利息が増える。 【例文3】ローンが雪だるま方式に増える。 私は20代前半の頃、雪だるま式に借金が増えた経験をしました。 同時フリーターをしていたので、安定した収入はなくどちらかと言うと、遊びを中心に生活を送っていました。 その頃は、消費者金融が流行り出した時期で、利用する人が増え始めていました。その流れに乗った訳ではありませんが、お金に困る事が多かった私は、1社からお金を借りました。 フリーターでしたが、少しは収入があったので、借入をしても返済することはできた為、延滞などもなくしばらく利用していました。 数ヶ月後、利用している消費者金融から増額の案内が来て、それ以来どんどん増額されていき、限度額がフリーターの私からすると高い金額になりました。 今は色々な規制があり、そう簡単には増額されませんが、同時はそうでもなかったので、雪だるま式に借金が増えていきました。 油断すると、借金は直ぐに増えるという経験をして以来、なるべく借入をすることは避けています。例えば、ショッピングをする時はカードではなく現金だけにして、使い過ぎない工夫をしています。 お金の使い方は、自分で調整できるタイプとできないタイプがいると思いますが、私はできないタイプだと思うので、過去の雪だるま式借金の経験を活かし現在は自制しています。 私が社会人になったばかりの時のことです。 まだクレジットカードをみんながどんどん作っていた頃で分割払いも今よりもっとみんながたくさんはしている頃のことです。 とにかく社会人一年生の私はとにかくいろんなものを買いました。 今までフリーローンというのを組むのも親の許可が必要ですごく制限されていた感じでした。 成人になった途端親の許可も不必要で、なんでも自分の気持ちだけでできるようになりました。 もともと物欲のすごかった私は1回払いではとても買えないようなコートやジャケット、靴などブランド品などをとにかく買いまくりました。その頃はとても緩めだった限度額のカードもどんどん分割をし、買えるだけ買っていました。 どんどん支払いが雪だるま式に増え、追いつかなくなった私はクレジットカードの新しい使い方でキャッシングをしてしまいました。 支払いが苦しいとキャッシング。お金がどんどん出てくるとでも思っていたように借りてしまっていました。 毎月の支払いが給料より多い時もありました。 気づいた時には借金が200万近くまでになっていました。 結局何度かボーナスで返すというのを繰り返し続けて5年かかって返しました。 本当にあの頃の自分に戻ってもったいない買い方するな!と心から言ってやりたいです。

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雪化粧

【漢字】雪化粧 【読み】ゆきげしょう 【意味】野原や山が雪でおおわれ化粧したように美しい光景。 【例文1】雪化粧を見ると心が落ち着く。 【例文2】雪化粧で癒される。 【例文3】雪化粧が綺麗。 雪化粧で感動 私は福岡県に住んでいます。福岡県はもう何年も雪化粧をみていません。48歳になりますが、私が小さいころは気候が違うのか冬になると雪化粧で喜んで外に出て、雪合戦や雪だるまを作ったり、そりなども作って遊んでいました。最近は温暖化の影響、二酸化炭素の排出問題などで北極の氷も年々溶けていると言う状態になっています。排出ガス問題も国によって考え方がまちまちで温暖化に歯止めがかかっていません。このままでは雪化粧どころか世界中のこりが解け砂漠化して動物なども住めない状況になっていくのではないでしょうか。アメリカ合衆国は排出ガス問題を棚上げにして経済優先の考え方をしています。このままでは動物、植物、そして私たち人間が住めなくなる状況になってきます。しかしまだまだ、日本では冬になると北海道では雪化粧になり札幌雪祭りも開催されていますし、東北地方の雪景色は感動するものがあります。日本では冬になると、各地でスキーやスノードボードが楽しめます。日本にはまだまだ四季折々の風景が見られるのです。この美しい雪化粧をずっと楽しみたいものです。最近は中国の経済が急速に発展して車の排気ガスの問題も真剣に考える時が来ました。世界中で環境を考えねばと思います。 太平洋側の地域から旭川に移住しました。これまで初雪は寒いなーと感じた日にチラチラと何か白いものが降りてくるイメージでした。 もちろん手に取って見る事はできません。ほとんどが途中で溶けてしまって雪なのか確認するのも難しい状態が多かったように思います。 旭川に移住して、最初の年の初雪。ちょうど出かける用事があり、札幌まで電車に乗りました。 もう旭川も積雪は15センチほどあり、全てが雪化粧していました。この年の初雪はこのまま根雪になるとニュースが流れ、本当に町中が真っ白になっていました。 電車の中で特に雪が多いと言われている岩見沢を通過時は初雪なのに吹雪いていて、雪化粧どころか真っ白で何も見えなかったです。 秋口に大雪山にうっすらと積もった雪化粧もこれからやってくる冬を想像させます。 多分、ここにずっと住んでいる方には雪の薄化粧を感じる余裕はないのではないでしょうか。 化粧は綺麗になるから化粧。凍てつく寒さと、毎日のゆきかきが待ち受ける北海道の住民にはとてもきれいに感じる余裕はないかもしれないですね。 帰りの電車が雪で遅れて、やっと来た電車は電車の形が見えないほど雪を被っていて、雪化粧で真っ白になった電車はとても綺麗ではありましたが、 大変厚化粧でした。

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